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東アジアの日本観

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国際日本学とは何か?
文学・信仰・神話などの文化比較を中心に
王 敏(著/文)
A5判   412頁  上製
定価 3,800円+税
ISBN 978-4-86251-092-1 C3036

本書は、東アジアにおける異文化の鏡に映った像を手がかりに、日本文化の混成的な素性と性格を、またそれがアジアや世界へと越境していく有り様を浮き彫りにしていくものである。

目次

序論(序文に代えて)

◆異文化としての日本 王 敏
 ─内外の視点─

I 日中比較の視点による文化学の展開

◆仏教受容の仕方から見た日中〔印〕の比較文化 植木 雅俊
◆「五・四運動」勃発原因と日本 王 虹
◆学問体系における「脱亜論」 周 程
 ─福沢諭吉の儒学批判の論理─
◆共生・共存・共栄のための日中比較文化論 王 秀文
 ─異文化理解とコミュニケーションを中心に─
◆現代政治をめぐる「雑居的寛容」と「雑種文化」 大藪 敏宏
 ─「相互理解としての日本研究」と国際理解教育のために─
◆日中「松」のイメージの比較および文化学の解読 張 石
 ─『万葉集』と『全唐詩』を中心として─
◆芥川龍之介の『支那遊記』 魏 大海
 ─章炳麟とのギャップを中心に─

II 多文化の中における日本文化論

◆日本文化再訪 加藤 周一
 ─多文化主義について─
◆江戸文化研究は中国を必要としている 田中 優子
 ─欧米研究者を事例にして─
◆「日本を方法とする」日本学の新展開 楊 偉
◆明治日本の女子教育に対する津田梅子の貢献 陶 徳民(翻訳:王 童童)
 ─?屋根裏部屋書簡?と関連文書を手がかりに─
◆日本浄土信仰の流れと法然の思想について 趙 仲明(翻訳:中野 英夫)
◆「天孫降臨」の真義 李 国棟
 ─神話の文化学的研究─
◆詩人黄瀛の光栄 岡村 民夫
 ─書簡性と多言語性─

III アジアの現代と日本の相関関係

◆文明・文化の新しい定義と東アジア 小倉 紀蔵
◆現代韓国における日本研究の変遷と動向 小針 進
◆東アジア諸国の同質性と多様性 光田 明正
◆日本化された台湾? 中国化された台湾?
◆あるいは日本化され中国化された台湾? 王 向華・邱 〓欣(翻訳:鈴村 裕輔)
 ─文化マッピングと文化政策の弁証法的関係─(上)
◆植民地的「和解」のゆくえ 李 文茹
 ─戦後から七〇年代までの日本社会における霧社事件文学をめぐる一考察─

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